デジタルかアナログか、俺はアナログだ!
私は昔、デジタル化に対し特に何も考えることなく賛成の意を示してきた。
それは言ってしまえば、当時の私には抱えるものが何もなかったからである。
しかし、本気で勉強し、アウトプットを繰り返していく中で、私はアナログに帰依したくなってきた。
なぜデジタルでなく、アナログなのか、どうしてアナログに帰依したくなったのか、
その理由は2つある。
まず1つ、デジタルではインプットの痕跡が残しづらい(当人)に対しアナログではインプットの痕跡ですらクリエイティビティに富んでいるからだ。
依然アプリの使い方を後輩に教える仕事を任されたとき、何を教えようかと思いながらデジタルにメモを起こしていた。しかし、だんだん発想力が先細りになってしまい、結局その仕事は完璧といえない達成度になってしまった。発想力が先細りになったのはなぜかというと、デジタルでは文字にして自分の考えたことを書き起こすため、言語化できないアイデアについては脳のエネルギーを言語化に回すこととなり疲れてしまう。
しかし、例えば紙ならば言語化できなくても線の一つ、点の一つでも書いておけばよいためアイデアを考えることに集中でき、言語化に無駄なエネルギーを費やさなくて済む。
もう一つは、学習した実感を得ることと、デジタルにまとめる前段階としてアナログを使いこなせるからである。
これも体験談になるが、年度の活動報告を行わなければいけなかったことがあった。
この年に行ったことを書き起こしたはいいものの、プレゼンの構成をずっと頭の中で考えていたせいでぎりぎりまで時間を使ってしまった。
以上の二つの理由から、私はアナログを支持したいと思う。